おうちで Kubernetes ~ 物理編 ~

こんにちは、miho です。

手元にかわいい実験機器が欲しいな、と思い先人の知恵をネットからお借りして「おうちクラスター」を作ることにしました。
クラウドKubernetes を立てて検証していくのもいいですが、継続的な課金も考える必要があるのと、やはりオンプレ機器で Kubernetes を最初から作ると仕組みがより分かっていいよねということから Rasberry Pi で構築することにしました。

必要なもの

構築にあたり購入したものは以下となります。

No Name 金額 Link
1 無線LAN ¥2,482 リンク
2 HDMIケーブル(mini usb) ¥843 リンク
3 スイッチHub ¥2,955 リンク
4 電源 ¥2,599 リンク
5 Rasberry pi タワー ¥1,889 リンク
6 SSD 32GB * 3 ¥780 リンク
7 LAN Cable * 2 (2本セット) ¥663 リンク
8 USB-C & USB-A 3.0 Cable * 3 ¥699 リンク
9 Raspberry Pi 4 Model B/4GB ¥7,700 リンク

合計金額は計算していません。だって怖いもの。 しかしながら新しいオモチャを購入し、今後複数のアプリをここに入れて稼働させることを考えると実質0円です。きっと楽しい未来が見えることでしょう。

もし、今後ラズパイタワーをやめたとしても、この小さい電子機器にはほかにたくさん遊べる用途があります。その用途を考えるだけでもワクワクしてくるので、やはり実質0円だと思います。
Rasberry pi 以外は Amazon で購入しました。実は途中購入した物品もあり、翌日に届くのは大変ありがたかったです。

構築

f:id:kurimotti:20210724181602j:plain:w300

さて、ここから作り上げていきます。この画像からわかると思いますが、開封するときはすっっっごく楽しかったです。電子機器の開封時はなんて楽しいんだろうか、この気持ちを詩にしたためたい…
部品も多いので、ダイニングテーブルを占領して作る必要があります。そのため、おのずと決行は土日となります。そして息子がいない時を狙っています。

f:id:kurimotti:20210828164314j:plain:w300

Raspberry Pi を我が子のように大事に箱から取り出し、ラズパイタワーに取り付けます。

シートヒンクはラズパイタワーに付随していたものを使いました。気になる方は個別に購入しても良いと思います。

f:id:kurimotti:20210901205534j:plain:w300

タワーを組み立てていく際ですが、向きを揃えて取り付けましょう。また、この時点では Rasberry Pi 自体には MicroSD は取り付けしなくても良いです。OS をインストールしてから入れましょう。

f:id:kurimotti:20210901205811j:plain:w300

取り付けたら、トップに電源を入れ繋げていきます。その上に Hub、さらにその上に無線を乗せます。気をつける点としては、Hub が軽かったのと LAN ケーブルが太く頑丈なタイプだったため(ほぼ色で選んだ)、Hub が浮いてしまいました。マスキングテープで固定しています。

f:id:kurimotti:20210901205637j:plain:w300

最後に電源をつけてランプが付いたらひとまず完了です。お疲れ様でした。

私は白色で統一したかったので、白があるものは極力それを選びました。

おわりに

最終的に3時間ほど組み立てにかかりました。(もう少し短かったかも?)
ケーブルについては美しく配線させてやろうという、昔の血が騒いでしまい何度もやり直しを行いました。サーバーをラックに入れた後の配線作業、機器の交換もしやすく考えながら美しくケーブリングすることにハマっていたなぁ、と思いを馳せながら。
この特技(こだわり)はもう披露する場所はないんだろうなとしょんぼりしましたが、いつか「老エンジニアの昔の技術について会話する会」が発足したら話したいと思います。

さて、やっと OS を入れるところになるのですが、こちらを入れると文章が長くなってしまうので、物理編・論理編と分けて書いていきます。
実はこの記事を書いている時点では、最後まで構築できておらず、中途半端なところで止まっているのですが、、、